詳細情報
これまでに整備した基準類や蓄積された知見を基に、高速道路の土工構造物の設計の考え方、土質安定処理の必要性、安定処理度の品質が長期にわたり確保するための設計・施工方法など一連の設計思想に基づき、一気通貫で理解できるような解説を収録しています。
目次
1 章 土質安定処理とは何か
1. 1 土質安定処理の歴史的経緯
1. 2 用語の定義
1. 3 高速道路における土質安定処理の適用部位
1. 4 安定処理土の改良効果と原理
2 章 土質安定処理の調査・設計から施工までの流れ
2. 1 土質安定処理の目的と要求品質
2. 2 調査・設計から施工までの流れ
3 章 高速道路土工各部位の評価指標の配合設計上の目標値と構造設計の考え方
3. 1 高速道路土工各部位の評価指標の配合設計上の目標値
3. 2 高速道路土工各部位の構造設計の考え方
4 章 土質安定処理の配合設計と施工仕様の決定
4. 1 配合設計と施工仕様決定の考え方
4. 2 配合設計の手順と留意点
5 章 土質安定処理の施工と現場管理
5. 1 安定材の種類および混合方式
5. 2 土質安定処理の施工方法
5. 3 現場管理の考え方
6 章 土工各部位における安定処理の設計手順と品質管理
6. 1 路床,インノート埋戻し
6. 2 路体
6. 3 構造物裏込め・埋戻し
6. 4 橋台のための盛土地盤
6. 5 トンネルのための押え盛土
6. 6 浅層地盤の改良
6. 7 遮水層の構築
6. 8 建設発生土の利用
7 章 配合設計例
7. 1 強度改善を目的とする上部路床の例
7. 2 下部路体の例
7. 3 構造物裏込めC の例
7. 4 浅層地盤の改良の例
【参考資料】 土質安定処理に関連するNEXCO試験方法